エンパワーリングゾーン
パビリオン紹介
トルクメニスタンパビリオン
外観


コンセプト等概要
テーマ:より良い明日へのインスピレーション
2025年大阪万博のトルクメニスタン・パビリオンは、トルクメニスタンの豊かな文化遺産、経済的潜在力、そして未来志向の革新的なビジョンを紹介し、伝統と進歩を融合させて、より良い未来を目指します。
トルクメニスタンパビリオンのテーマは「より良い未来を目指して(Inspiring a Better Tomorrow)」です。
象徴的な丸みを帯びた三角形の天井は、「循環」「サステナビリティ」「生命の流れ」を表現しています。
パビリオン内では、トルクメニスタンの文化や歴史を体験するとともに、サステナビリティに重点を置いた経済発展に触れることができます。
マテリアル
鉄骨造
設計
Belli E.S
基本情報
場所

人口:約660万人(2024年推計)
民族:トルクメン人(約85%)、ウズベク人(約5%)、ロシア人(約4%)、その他
宗教:イスラム教スンニ派(約89%)、東方正教会(約9%)、その他
面積:488,100平方キロメートル
GDP(名目):約470億米ドル(2022年推計)
一人当たりGDP:約7,100米ドル(2022年推計)
識字率:99.8%(2015年推計)
北欧館
外観


コンセプト等概要
テーマ:ノルディック・サークル
北欧と共に、より良い明日へ
共同で出展する 2025 年 大阪・関西万博の海外パビリオンです。デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンの5カ国での共同出展を通じて、持続可能な未来と 北欧の価値観を紹介します。パビリオンは、1,200 平方メートル、17 メートルの高さを誇る木をベースにした建築 で、北欧のデザインとサステナビリティを体現しています。展示スペース、ショップ、カフェ、会議室、ミーティング施設を備え、日本をはじめとする世界各国の人々や企業との交流と関係強化を目指しています。
マテリアル
木造
設計
ミケーレ・デ・ルッキ(建築スタジオAMDL Circle)
基本情報:デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンの5カ国
場所

人口:約2800万人(各国の最新推計値の合計)
民族:
デンマーク:デンマーク人
フィンランド:フィンランド人、スウェーデン系フィンランド人
アイスランド:アイスランド人
ノルウェー:ノルウェー人、サーミ人
スウェーデン:スウェーデン人、サーミ人、フィンランド系スウェーデン人
宗教:
デンマーク:デンマーク国教会(ルーテル派)
フィンランド:福音ルーテル教会、フィンランド正教会
アイスランド:アイスランド国教会(ルーテル派)
ノルウェー:ノルウェー国教会(ルーテル派)
面積:約131万平方キロメートル(各国の面積の合計)
GDP(名目):約2兆8000億米ドル(各国の2022年または最新年の推計値の合計)
一人当たりGDP:
デンマーク: 約72,000米ドル
フィンランド: 約57,200米ドル
アイスランド: 約90,100米ドル
ノルウェー: 約90,300米ドル
スウェーデン: 約59,500米ドル
識字率:非常に高い水準(各国ともに99%以上と推定)
マルタパビリオン
外観


コンセプト等概要
テーマ:波に乗り、チャンスを掴む
変化の波にしなやかに対応し進化する島々
マルタ館は、文化遺産を称えながら21世紀の可能性も視野に入れ、島の豊かな歴史に根ざした、しなやかな創造力のビジョンを提供します。
石灰岩に覆われたかのような外装「時のゲートウエイ」は、選び抜かれた名所をダイナミックに映し出します。水に導かれた細い入口は、海の洞窟の神秘的な雰囲気を醸し出し、光と影の共演がマルタの宝を見出す期待感を高めます。
内部では、古代の美意識と最先端技術が融合した没入型の体験が得られます。1862年に日本から海を渡った「甲冑(かっちゅう)」。慶應義塾の創始者・福沢諭吉ら文久遣欧使節団が島を訪れた際に寄贈したものも展示・解説してくれます。また、出口の先では、屋外テラスの静かな空間でマルタの美食を堪能できます。
マテリアル
外装:「時のゲートウエイ」と呼ぶ全面モニターをファサードに採用
基本情報
場所

人口:約54万人(2024年推計)
民族:マルタ人(主にフェニキア人、カルタゴ人、シチリア人、ノルマン人、アラブ人、スペイン人、イタリア人の混血)
宗教:ローマ・カトリック(国教)
面積:約316平方キロメートル
GDP(名目):約200億米ドル(2023年推計)
一人当たりGDP:約37,000米ドル(2023年推計)
識字率:95.8%(2021年)
チェコナショナルパビリオン
外観


コンセプト等概要
テーマ:人生のための才能と創造性
チェコパビリオンのコンセプトは、スパイラル (螺旋) を中心に構築されており、個人と社会の成長の旅を象徴しています。このダイナミックな上向きの動きは、発展と知識の追求を表し、身体活動と没入型のマルチメディア体験が心と体を刺激し、内なる活力を育みます。
チェコパビリオンのテーマ、「人生のための才能と創造性」は、チェコを世界に影響を与える国として紹介します。パビリオン自体は現代性と伝統の融合であり、日本初の鉄骨を使用しない木造建築として、持続可能なCLT(クロス・ラミネーテッド・ティンバー)パネルを用いて建設され、伝統的なボヘミアンガラスのファサードで彩られています。
象徴的な螺旋形に導かれながら、来場者はアルフォンス・ミュシャの哲学にインスピレーションを受けたアート展を巡ります。そこでは、ガラス彫刻やマルチメディアアートが展示され、独自の芸術世界を体験できます。
また、屋上からは素晴らしいウォーターフロントの景色を楽しむことができ、ビジネスプレゼンテーションや交流の場としてCTPラウンジが設置されています。さらに、講堂では200人以上のチェコのアーティストやパフォーマーが出演し、その才能と創造性を大阪で披露します。
皆さま、チェコパビリオンにぜひお越しください。お会いできるのを楽しみにしています!
マテリアル
鉄骨を使用しない木造建築として、持続可能なCLTパネルを用いて建設され、伝統的なボヘミアンガラスのファサードで彩られています。

設計
Apropos Architects(アプロポス・アーキテクツ)と建築家のTereza Šváchová(テレザ・シュヴァーホヴァー)氏、デジタルメディアスタジオ・Lunchmeat Studio(ランチミート・スタジオ)が共同で提出したプラン
基本情報
場所

人口:約1,090万人(2024年推計)
民族:チェコ人(約90%)、モラヴィア人(約3.7%)、スロバキア人(約1.9%)、その他
宗教:無宗教(約35%)、ローマ・カトリック(約10%)、プロテスタント、その他キリスト教など
面積:約78,866平方キロメートル
GDP(名目):約3,350億米ドル(2024年推計)
一人当たりGDP:約30,600米ドル(2024年推計)
識字率:99%以上(推定)

バーレーンパビリオン
外観


デザインはバーレーンの伝統的なダウ船(Dhow)から着想
コンセプト等概要
テーマ:海をつなぐ―五感で巡る旅
バーレーンパビリオンでは、バーレーン王国が長い歴史の中で困難を乗り越え適応してきた力強さを知っていただけるよう、王国の海洋文化を没入型の展示を通して体験できます。
バーレーンという名前自体が示すように、「アル・バハレイン」はバーレーンの二つの海、すなわち多くの島々を囲む海と、浅瀬に湧き出る淡水の泉を指しています。
バーレーンの島々の地政学上の特徴を活かし、『海』はバーレーンを貿易の重要な港からアラビア湾内の活力ある金融と観光の地へと変貌させる役割を果たしてきました。
マテリアル
木造の構造とアルミニウムの外壁で構成
設計
スタジオ リナ・ゴットメ ー アーキテクチャ(Lina Ghotmeh – Architecture)
基本情報
場所

人口:約150万人(2024年推計、うち約半分が外国人労働者)
民族:バーレーン人(約50%)、その他アラブ人、アジア人、イラン人など
宗教:イスラム教(シーア派とスンニ派が多数)、キリスト教、ヒンドゥー教など
面積:約765平方キロメートル
GDP(名目):約460億米ドル(2024年推計)
一人当たりGDP:約30,000米ドル(2024年推計)
識字率:97.5%(2022年推計)
ポルトガルパビリオン
外観


コンセプト等概要
テーマ:海洋:青の対話
このパビリオンでは、来場者が、生命を育む資源としての「海」を探求する、ユニークでインタラクティブなマルチメディア体験を提供します。
私たちは共に、今日の喫緊の課題ある世界から持続可能な未来に向かって、希望にあふれる「素晴らしいユートピア」への旅に出発します。
今は昔500年前、海はポルトガルと日本を結びつけました。そして、今も私たちの共有する未来を形作り続けています。
この「海洋:青の対話」というテーマは、大阪・関西万博での展示や多様な文化・ビジネスイベントに限らず、ポルトガルパビリオンの中のレストランで提供される「食」でも体験できます。
マテリアル
鉄骨造
外装:主要素材、ロープとリサイクルネット
設計
隈研吾建築都市設計事務所
基本情報
場所

人口: 約1,064万人 (2024年)
民族: ポルトガル人は先住民であるイベリア人とケルト人、ラテン人、ゲルマン人、ユダヤ人、ムーア人などが混血した民族である。近年はスラヴ人(特にウクライナ人)や中国系移民なども増加している。
宗教: キリスト教(カトリックが主)が最も優勢。2011年の調査ではカトリックが91.4%を占める。国教は定められていないが、カトリック教会は特権を保持している。
面積: 92,152平方キロメートル(日本の約4分の1)
GDP(名目): 2,874億2,100万ドル (2023年、IMF)
一人当たりGDP: 27,880ドル (2023年、IMF)
識字率: ほぼ100%に近い

コロンビアパビリオン
外観


『百年の孤独』からインスピレーションを受けた氷(アイスキューブ)のファサード
コンセプト等概要
テーマ:美の国 – Bi no kuni
コロンビア 美を生きる国
水には生命の鼓動があり、その生命は美の国コロンビア中に流れています。雪を頂く山々から川や海まで、水はコロンビアの各地を縫うように流れています。この水の豊富さにより、コロンビアは南米で2番目に淡水源の多い国となり、世界でもトップ10に数えられ、1平方メートルあたりの生物多様性が世界で最も高い国となっており、繁栄する生命を支えています。この信じられないほどの自然の豊かさは、マジックリアリズムや、この傑作の象徴的な黄色い蝶に象徴される「百年の孤独」などの普遍的な物語等の文学運動に影響を与えてきました。コロンビアの文化、観光地、商品やサービス、ビジネスチャンスを通じて、コロンビアの美しさと魔法を探求してみませんか。蝶を追って、美の国コロンビアへの道を見つけてください。
マテリアル
モジュール式プレファブ軽量鉄骨構造
薄板軽量形鋼と鋼板などの面材を組合せたハイブリッドな工法(NSスーパーフレーム工法)
外装:『ICE CUBE』、半透明のポリカーボネート板
設計
MORF建築設計事務所
基本情報
場所

人口: 約5,209万人 (2023年、世銀) / 5,270万人 (2024年予測値、コロンビア国家統計局)
民族: 混血75%、ヨーロッパ系20%、アフリカ系4%、先住民1% (外務省)
宗教: 主にカトリック(人口の95%以上がキリスト教徒でその内カトリックが90%)。
面積: 1,139,000平方キロメートル(日本の約3倍)
GDP(名目): 4,185.4億ドル (2024年予測値、世界経済のネタ帳)
一人当たりGDP: 7,942.59ドル (2024年予測値、世界経済のネタ帳)
識字率: 96.00% (2020年、Knoema)
スイスパビリオン
外観


コンセプト等概要
テーマ:ハイジと共に、テクノロジー の頂へ
大阪・関西万博は、持続可能な未来に関する専門知識を共有する場であり、スイスはその意義に貢献することを目指しています。スイスパビリオンの1階には、4つの球体をつなぐ軽量膜構造建築を採用し、環境負荷を最小限に抑えたパビリオンを建設します。
軽やかさと楽しさを感じさせる空間演出は、来場者をインタラクティブかつ知的好奇心を満たす体験へと導きます。スイスパビリオンの3つのテーマである「Augmented Human(人間拡張)」、「Life(生命)」、「Planet(地球)」に焦点を当て、スイスの優れた革新性と創造性を紹介します。
マテリアル
空気膜構造(2層式)の内部に軽量鉄骨の構造体
内部のオフィスエリアは、モジュールを統一した部材で設計され、ファサードや床板には、CLT(Cross Laminated Timber / 直交集成板)パネルを採用
一般的な基礎を敷設せず、再利用可能な標準的なプラスチックタンクの中に海水や砂を詰めて地中に埋設し、その上にパビリオンを建設するカウンターウェイト基礎(浮力対策)
外装:フッ素系プラスチックのETFE(エチレンテトラフルオロエチレン)の膜で覆われた5つの球体で構成
設計
マヌエル・ヘルツ建築事務所
基本情報
場所

人口: 約882万人 (2023年、連邦統計局)
民族: ドイツ系、フランス系、イタリア系、ロマンシュ系などが主要な民族グループを形成しており、近年は移民も増加しています。明確な単一民族の定義はありません。
宗教: プロテスタント約23.1%、カトリック約34.4%、その他キリスト教約5.7%、イスラム教約5.4%、無宗教約30.9% (2022年、連邦統計局)
面積: 41,285平方キロメートル(九州とほぼ同じ)
GDP(名目): 約8,960億ドル (2023年、IMF)
一人当たりGDP: 約103,425ドル (2023年、IMF)
識字率: ほぼ100%

オーストリアパビリオン
外観


コンセプト等概要
テーマ:オーストリア:未来を作曲
未来を切り拓く螺旋状のオブジェ
オーストリアパビリオンのテーマは「オーストリア:未来を作曲」。
特にクラシック音楽で有名なオーストリアは、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を音楽で表現します。
空に向かって壮大に立ち上る螺旋状のオブジェは、楽譜をモチーフにデザインされており、来場者は国の多様性と創造性を体験できます。
パビリオンでは、過去から未来、既知のものから未知のものまで、現代の、そして最新のオーストリアが表現されます。
また、オーストリアの伝統菓子も楽しめます。
マテリアル
地上3階建てで延べ面積が約940m2
モジュール式の鉄骨構造と木造建築の組み合わせ
設計
BWM Designers & Architects
基本情報
場所

人口: 約911万人 (2023年、オーストリア統計局)
民族: 主にオーストリア人(ドイツ系)。その他、スロベニア人、クロアチア人、ハンガリー人などの少数民族も居住しています。
宗教: カトリック教徒が多数を占め、約55.3%です(2022年、オーストリア統計局)。その他、プロテスタント、イスラム教、無宗教などが続きます。
面積: 83,879平方キロメートル(日本の約4分の1強)
GDP(名目): 約5,274億ドル (2023年、IMF)
一人当たりGDP: 約58,266ドル (2023年、IMF)
識字率: ほぼ100%
ブラジルパビリオン
外観


コンセプト等概要
テーマ:持続可能性を受け入れ、人生を謳歌する
南アメリカ大陸において、面積と人口の両方で最大の国です。また、世界最大の熱帯雨林であるアマゾンからの豊富な地下資源、世界一のコーヒー豆の生産量など、すべてのスケールが大きな国です。パビリオンは、2つの建物で構成され、目を引く金色の外観は日本の太陽を象徴しています。内部では、森をイメージした空間で「誕生と死」「再生」「人類と自然の共生」「生物多様性」などのテーマに基づいた15分間のプレゼンテーションが行われ、没入型の体験を創り出しています。
マテリアル
鉄骨造(タイプX)
設計
タイプX
ApexBrasil(ブラジル貿易投資促進庁)が主催し、舞台芸術家のビア・レッサがアートクリエイティブを担当
基本情報
場所

人口: 約2億308万人(2022年国勢調査、ブラジル地理統計院)
民族: 多民族国家であり、主に白人系(ポルトガル系、イタリア系、ドイツ系など)、パルド(混血)、黒人系、アジア系(日系人など)、先住民から構成されています。
宗教: 主にキリスト教(カトリック約65%、プロテスタント約22%)、無宗教8%(2010年、ブラジル地理統計院)。信教の自由が保障されており、カンドンブレやウンバンダなどのアフリカ由来の宗教も存在します。
面積: 851万418平方キロメートル(日本の約22.5倍)
GDP(名目): 2兆1,736億米ドル(2023年、世界銀行)
一人当たりGDP: 10,044米ドル(2023年、世界銀行)
識字率: 成人識字率 93.2%(2018年、UIS)
クウェート国館
外観


「翼を広げたデザイン」と「真珠をモチーフにしたドーム」
マテリアル
骨組み膜構造
コンセプト等概要
テーマ:先見の明かり
エンパワーメントの遺産 ~過去への敬意と未来へのインスピレーションがつむぐクウェートの道のり~
クウェートの豊かな景観、豊富な自然遺産、革新的なビジョンの本質を壮大に表現したパビリオン。
エレガントで大きく広がった翼を模した大胆な建築は、クウェートが担うエンパワーメントの寛容性と容認性の象徴です。
パビリオン内では、国の歴史や革新、そこに暮らす人々の暮らしとストーリーを通してクウェートの過去、現在、未来を没入体験から学び取ることができます。
クウェートの変革形成の礎となるレガシーに敬意を払うとともに、未来のビジョンにインスピレーションを授けるパビリオンです。
設計
LAVA(Laboratory for Visionary Architecture)
基本情報
場所

人口: 約432万人(2023年10月2日推定)
民族: 主にアラブ人。外国人居住者も多く、その国籍・民族は多岐にわたります。
宗教: イスラム教(スンニ派70%、シーア派30%)。その他、キリスト教、ヒンドゥ教などが15%を占めます。国家の宗教はイスラムであり、イスラム法が立法の主要な源とされています。
面積: 17,818平方キロメートル(四国とほぼ同じ)
GDP(名目): 約1,839億米ドル(2022年、世界銀行)
一人当たりGDP: 約33,832米ドル(2023年、国連統計)
識字率: 93.9%(2008年、国土交通省)

中国パビリオン
外観


古代中国の書物「竹簡(ちくかん)」をモチーフに、金文、篆書、隷書、行書、楷書の五つの書体を用いて、漢詩や名文から選ばれた119の文が刻まれている。
コンセプト等概要
テーマ:自然と共に生きるコミュニティの構築ーグリーン発展の未来社会ー
パビリオンの外壁は、中国の伝統的な書道の巻物を広げた形をモチーフにしています。
自然に由来し、自然に順応し、自然と調和して生きる中国文化をアピールする展示が、皆さんを迎えます。
設計
崔愷(さい・がい)氏
基本情報
場所

中国に関する情報は以下の通りです。
人口: 約14億2,588万人(2022年推計、外務省)
民族: 多民族国家であり、約92%を漢民族が占め、残りをチワン族、満州族、回族、ウイグル族、チベット族など55の少数民族が構成しています。
宗教: 公式に認められている宗教は仏教、道教、イスラム教、カトリック、プロテスタントの5つです。国民の多くはいずれの宗教組織にも加盟していません。統計によって数値は異なりますが、仏教や道教、中国民俗宗教の信仰者が多いとされています。
面積: 959.7万平方キロメートル(日本の約26倍)
GDP(名目): 約18兆1,000億ドル(2022年、IMF推計値)/ 約18兆7,480億ドル(2024年、IMF推計値)
一人当たりGDP: 約12,814ドル(2022年、IMF推計値) / 約13,306.173米ドル(2024年、CEIC Data)
識字率: 成人識字率 97.0%(2020年、Knoema)。15~24歳の識字率はほぼ100%とされています。非識字者の大部分は50歳以上です。

カナダパビリオン
外観


厳しい冬を超え、春の訪れとともに凍った川の水が溶けて流れ出すころの様子(水路氷結)をイメージしてデザインされたパビリオン。
コンセプト等概要
テーマ:Regeneration(再生) 春になると氷が溶けて息を吹き返す川の水のように、「再生」のテーマはカナダパビリオン全体に流れています。再生とは、過去に学びながら新しいものとなり、共に明るい未来を築いていくことです。
カナダパビリオンは、カナダのドラマチックな氷の造形からイメージを得て、自然が持つ飾り気のない力強さと、温かく開放的なカナダの心の融合を表現します。
「いのちに力を与える」ゾーンに建つカナダパビリオンは、カナダのドラマチックな氷の造形からイメージを得ています。自然が持つ飾り気のない力強さと温かく開放的なカナダの心を融合させた、印象深いパビリオンです。パビリオンでは、「Regeneration(再生)」をテーマにカナダの多様性、創造性、持続可能性への取組みを紹介します。
カナダパビリオンの特長は、カナダで最も著名な芸術監督の一人、ロベール・ルパージュが考案した革新的なパブリック・プレゼンテーションです。来場者はカナダを横断する架空の川の旅に出かけ、さまざまな地域、人々、営みに出会います。カナダパビリオンのステージや万博会場内のイベントスペースでは、6カ月にわたるプログラムのハイライトとして、5月17日のカナダのナショナルデーをはじめカナダならではの魅力的なイベントが行われ、100組以上のカナダ人パフォーマーが登場します。
マテリアル
鉄骨造
設計
レイサイド・ラボシエール(Rayside Labossière)、ギオン・ペレテイエ・アーキテクト(Guillaume Pelletier Architecte)、ソウアンドコウ(SO&CO.)
基本情報
場所

人口: 約4,101万2,563人(2024年第2四半期時点、推計値)
民族: 多様な民族で構成されています。先住民を除くと、ほとんどの人が移住者かその子孫です。人口の約4分の1以上が「複合系(混血)」で28.9%。その他、フランス系(22.8%)、英国系(20.8%)が多く、その他ヨーロッパ系、アジア系(東・東南アジア系、南アジア系など)、アフリカ系など、200を超える民族からなります。
宗教:キリスト教:53.3%(カトリック29.9%、プロテスタントその他23.4%)無宗教:34.6%、その他:7.2%(イスラム教、ヒンドゥー教、シーク教などを含む) (2021年、カナダ統計局)
面積: 998万4,670平方キロメートル(日本の約26.4倍)
GDP(名目): 2兆1,425億米ドル(2023年、IMF)
一人当たりGDP: 53,607米ドル(2023年、IMF)
識字率: 99%
アラブ首長国連邦館パビリオン
外観


コンセプト等概要
テーマ:大地から天空へ
大地から天空へ—UAEが拓く未来への挑戦
大地に根を張り、天空へと伸びるナツメヤシは、UAEの人々の精神を象徴する証です。イマーシブな空間とマルチセンサリーな体験を通じて、宇宙探査、医療革新、持続可能な未来を切り拓く「夢を実現する者たち」の物語に触れ、すべてのいのちが輝く未来を共に描きましょう。エミラティ料理や伝統工芸、さまざまなプログラムを通じて、UAEの豊かな文化と創造性に出会ってください。
マテリアル
ナツメヤシの葉や幹を材料にして冷涼な住環境を実現する、〈アリーシュ〉という伝統的な住居形式をパビリオンのデザインに。高さが16メートルにも達する柱は、農業廃棄物として多量に出るナツメヤシの葉軸を束ねたもの。これが90本林立し、その間を自由に歩きながら、展示を見るという空間構成。ファサードは全面ガラス。

設計
アーストゥイーサーデザインコレクティブ(Earth to Ether Design Collective)
基本情報
場所

人口: 約1,009万人(2023年、IMF推計)
民族: 多様な民族で構成されています。人口の約90%が外国人(移民)と推定されており、UAE国籍を持つ人々はごく少数です。民族構成としては、アラブ人(UAE国籍者、その他アラブ人)が約48%、南アジア系が36%、ペルシャ人が約5%などとなっています。
宗教: イスラム教(国教)が主で、スンニ派が80%、シーア派が20%を占めます。その他、ヒンドゥー教やキリスト教なども信仰されています。
面積: 8万3,600平方キロメートル(日本の約4分の1、北海道程度)
GDP(名目): 約5,092億米ドル(2023年、IMF)
一人当たりGDP: 51,909米ドル(2023年、IMF)
識字率: 93.2%(2015年、Knoema)/2000年代以降は90%を超えています。

カタールパビリオン
外観


船の帆をイメージした白い膜が木造の展示空間を覆い、周囲の水盤によって海に浮かぶ一隻の船のような外観
コンセプト等概要
テーマ:海岸線からの発展
カタールのパビリオンのデザインは、KKAA のデザイナーによって作られ、カタールの伝統的なダウ船の建造と日本の木工技術の伝統からインスピレーションを得ています。
資源と貿易の中心地である海はカタールと日本の強力な二国間関係を育み、両国を豊かにしてきました。
2025 年万博のカタール パビリオンを訪れ、カタールの沿岸地域の歴史的および現代的な重要性を巡る旅に出かけましょう。
マテリアル
木造の建物全体を真っ白な幕で包むデザイン
設計
隈研吾建築都市設計事務所
基本情報
場所

人口: 約300万人(2023年3月、カタール開発計画・統計省)
民族: カタール人は人口の約10分の1程とされており、残りのほとんどは外国人(移民)です。民族構成としては、アラブ人、南アジア系、イラン系などが含まれます。
宗教: イスラム教(国教)が主で、大部分がスンニ派です。在留外国人の中には、ヒンドゥー教徒、キリスト教徒等もいます。
面積: 11,427平方キロメートル(秋田県よりもやや狭い)
GDP(名目): 約2,196億米ドル(2023年、IMF推計)
一人当たりGDP: 約8万4千米ドル(2023年、IMF推計)
識字率: 93.5%(2017年、Knoema)
ベトナムパビリオン
外観


コンセプト等概要
テーマ:人が中心となる包括的な社会
ベトナムパビリオンは、「人が中心となる包括的な社会」というテーマを体現し、ベトナムの持続可能で公平な未来に向けたビジョンを反映しています。EXPO2025の使命に沿って、このパビリオンは伝統と革新が見事に共存する国としてのベトナムを紹介し、より良く、より包括的な世界を築くためのグローバルな協力を促します。魅力的な展示、文化的パフォーマンス、インタラクティブな活動を通じて、パビリオンはベトナムの豊かな風景、多様な人々、活気ある文化、そしてグローバルな協力と貢献に向けたビジョンを提示します。大切にされる伝統を守りながら、現代の革新を受け入れる調和の取れたバランスを強調し、持続可能な発展と社会的公平を促進し、誰一人取り残されないことを確かなものにします。
基本情報
場所

人口: 約1億33万人(2023年、世界銀行)
民族: 多様な民族で構成されていますが、キン族(ベト族)が約86%を占めます。その他、タイ族、ムオン族、メオ族(モン族)、ヌン族、ザオ族など53の少数民族がいます。
宗教:仏教 50%、キリスト教 約10%(カトリックが多数)、その他(カオダイ教、ホアハオ教、プロテスタントなど)少数、無宗教:約40% (具体的な割合は調査機関によって異なりますが、無宗教・伝統的信仰の割合が高いとされています。)
面積: 33万1,210平方キロメートル(日本の約0.9倍、九州を除く日本の面積に相当)
GDP(名目): 約4,334億米ドル(2023年、IMF推計)
一人当たりGDP: 約4,300米ドル(2023年、IMF推計)
識字率: 95.8%(2020年、世界銀行):
フランスパビリオン
外観


コンセプト等概要
テーマ:愛の讃歌
互いの小指が見えない魔法の糸で結ばれているという「赤い糸の伝説」。この赤い糸を通じて、「自分への愛」、「他者への愛」、「自然への愛」といった様々な「愛」に導かれる新しい未来のビジョンを提案します。
パビリオンのエントランスは、神秘的な雰囲気かつ開放的な劇場がデザインされ、パビリオン建屋の外側は、劇場のカーテンのようなベールで覆われています。展示の最後に庭園が姿を現します。
マテリアル
鉄骨造 モジュール。ユニット形式を多用し再利用可能
設計
建築事務所 コルデフィ(Coldefy)と、デザイン&イノベーション事務所 カルロ・ラッティ・アソシエイト(Carlo Ratti Associati)
基本情報
場所

人口: 約6,837万人(2024年1月1日、フランス国立統計経済研究所)
民族: ケルト人、ゲルマン民族(フランク系、ノルマン系)などの混血が大半ですが、近年は移民が増加し多民族国家となっています。
宗教: キリスト教(カトリックが多数)が約54.2%、無宗教が約37.8%、イスラム教が約5%など(2017年時点のデータもあり)。
面積: 54万9,134平方キロメートル(本土、フランス国立統計経済研究所)
GDP(名目): 2兆7,800億ドル(2023年、外務省データより)
一人当たりGDP: 4万2,306ドル(2023年、外務省データより)
識字率: 99%(2018年)

米国パビリオン
外観


「峡谷」をイメージしたファサード
コンセプト等概要
テーマ:Imagine What We Can Create Together(共に創出できることを想像しよう)
美しきアメリカ
米国パビリオンは米国の革新性と独創性を視覚的に表現。木造の外観が特徴的な三角形の建物2棟と並行に、キューブが浮かぶように配置され、ステージも設けられています。パビリオンでは、テクノロジー、宇宙開発、教育、文化、起業家精神における米国のリーダーシップを紹介し、5つの没入型展示エリアが新たな視点から可能性について考えるよう来場者を迎えます。
マテリアル
木造の外観が特徴的な三角形の建物2棟と並行に、キューブが浮かぶように配置
設計
トレイハン・アーキテクツ(Trahan Architects)
基本情報
場所

人口: 約3億3,480万人(2023年時点、米国国勢調査局推計)
民族: 多様な民族が共存しており、主なものとして白人、ヒスパニック・ラテン系、アフリカ系アメリカ人、アジア系などがあります。
宗教: キリスト教が多数を占めますが、無宗教やその他の宗教(ユダヤ教、イスラム教、仏教、ヒンドゥー教など)も広く信仰されています。
面積: 約983万4,000平方キロメートル(陸地面積)
GDP(名目): 27兆9,700億ドル(2024年、IMF予測)
一人当たりGDP: 8万5,370ドル(2024年、IMF予測)
識字率: 99%以上(概ね)

フィリピンパビリオン
外観


“織る” という概念そのものをインスピレーションに、家具スケールの外装材であるラタンパネルと、フィリピン各地のコミュニティから収集した伝統工芸の手織りファブリックパネルをファサードに用い、これらを織りなすように建築
コンセプト等概要
テーマ:自然、文化、共同体―よりよい未来をともに織りなす
ともに織りなす:自然・文化・共同体
2025年の大阪・関西万博におけるフィリピンパビリオンは、「自然、文化、共同体― よりよい未来をともに織りなす」というテーマを掲げ、フィリピンの豊かな伝統、多様な自然、創造性を表現します。フィリピンの職人により織りなされたユニークな外観は、多様性の中での統一を象徴し、18地域を代表する200以上の手織りの織物が使用されます。来場者は、織物の森を巡る没入型の空間や、AI技術を活用したインタラクティブなフェスタを体験できます。フィリピンパビリオンは、循環型デザイン、伝統的な素材の活用、そして博覧会終了後の再利用計画を通じて持続可能性を強調しています。フィリピンの職人技を称えながら、観光、貿易、文化交流を促進し、世界とのつながりを深めます。
マテリアル
リユースを前提にモジュール式CLTパネルを用いた大スパンの構造体
外皮としてのラタン・ファブリックパネルのファサードを工作物として鉄骨造で構築
また、建設時に利用する足場をパビリオンの仮設建築物の一部(構造体)として利用し、再利用性を最大化することを実現
設計
Carlo Calma Consultancy と cat
基本情報
場所

人口: 約1億1,910万人(2024年4月時点、フィリピン統計庁)
民族: 主にマレー系ですが、中国系、スペイン系など多様な民族が混在しています。
宗教: カトリックが大多数(約8割)を占めますが、イスラム教徒やプロテスタントもいます。
面積: 約30万平方キロメートル
GDP(名目): 4,710億ドル(2024年、IMF予測)
一人当たりGDP: 3,950ドル(2024年、IMF予測)
識字率: 96.6%(2022年)
モザンビークパビリオン
外観
コンセプト等概要
テーマ:どこまでも広がる水平線をその目で
生活のエンパワーメント(人工知能とロボット工学を活用した教育と仕事)
モザンビークパビリオンでは、「どこまでも広がる水平線をその目で」をテーマに、モザンビークが取り組む内発的発展の促進について紹介しています。
教育とビジネスが社会を変える重要な要素であることを強調し、地域の資源を大切にすることが、サステナブルな社会を作るために重要だと考えています。
常設展示や期間限定の展示、関連イベントを通じて、大阪・関西万博のテーマとともにモザンビークの魅力に触れることができます。
基本情報
場所

人口: 3,380万人 (2023年、世界銀行推計値)
民族: マクア・ロムウェ族 (約50%)、ツォンガ族 (約20%)、マラヴィ族 (約13%)、ショナ族、ヤオ族、マコンデ族、その他(ポルトガル系等)
宗教: 伝統的宗教 (約50%)、キリスト教 (約30%)、イスラム教 (約20%)。
面積: 79万9,380平方キロメートル(日本の約2.1倍)
GDP(名目): 199.1億ドル (2023年、世界銀行推計値)
一人当たりGDP: 589ドル (2023年、世界銀行推計値)
識字ペルー館率: 60.1% (2022年、UNESCO統計)
ペルーパビリオン
外観
コンセプト等概要
テーマ:ペルー、無限の可能性
ペルーは、南米の中心、アンデス山脈が太平洋と出会う場所にあります。数千年の歴史を持ち、自然と歴史のかけがえのない資産を守り続けてきました。アンデスの雄大な山々から、豊かなアマゾン、そして太平洋沿岸まで、ペルーの大地は驚くべき生物多様性に恵まれています。
また、ペルーには、インカの遺産であるマチュピチュ、アメリカ大陸最古の文明「カラルの聖なる都市」、そして謎に満ちたナスカの地上絵など、ユネスコ世界遺産に登録された数々の「世界のふしぎ」が存在します。
ペルー館は、こうした多様性に触れ、豊かな農産物、繊維製品、工芸品などの輸出品、そして絶品のガストロノミー(食文化)を体験できるパビリオンです。また、日本との深い絆やペルーの魅惑的な伝統文化にふれ、「無限の可能性」の世界を発見していただけます。
基本情報
場所

人口: 3,400万人 (2023年、世界銀行推計値)
民族: メスティーソ (約60%)、先住民 (約25%)、白人 (約6%)、その他(アフリカ系、アジア系等)
宗教: カトリック (約75%)、プロテスタント (約15%)、その他
面積: 128万5,216平方キロメートル(日本の約3.4倍)
GDP(名目): 2,295億ドル (2023年、世界銀行推計値)
一人当たりGDP: 6,759ドル (2023年、世界銀行推計値)
識字率: 94.4% (2022年、UNESCO統計)
ヨルダンパビリオン
外観
コンセプト等概要
テーマ:未来を紡ぐ
ヨルダンはこのパビリオンを通じて日本へと糸を拡げ、両国の文化が出会い、交流する未来を紡ぎます。
ヨルダンパビリオンは、時を超えた旅へとあなたを招待します。一歩踏み出すごとに歴史を遡り、そして未来へと瞬時に移動する体験が待っています。10分間の中で、1万年以上にわたる歴史、文化、そして未来への展望を探求しましょう。ヨルダン独自の視点から描かれるこの没入型の旅は、過去・現在・未来を織り交ぜ、ヨルダンの不屈の精神との深い結びつきを紡ぎます。足でヨルダンの砂を感じ、時空を旅する未来への体験があなたを待っています。
基本情報
場所

人口: 1,130万人 (2023年、世界銀行推計値)
民族: アラブ人 (約98%)、チェルケス人、アルメニア人、クルド人、その他
宗教: イスラム教 (国教、スンニ派が多数、約97%)、キリスト教 (約2%)、その他
面積: 8万9,342平方キロメートル(日本の約4分の1)
GDP(名目): 501.9億ドル (2023年、世界銀行推計値)
一人当たりGDP: 4,443ドル (2023年、世界銀行推計値)
識字率: 98.2% (2022年、UNESCO統計)
アイルランドパビリオン
外観


ケルトのシンボル、3つの螺旋「トリスケル」がモチーフ
外部には、ジョセフ・ウォルシュ氏の彫刻作品「マグナス・リン」が設置されている
コンセプト等概要
テーマ:創造力が人と人をつなぐ
想像力こそが人類の進歩の中心
これは、石器時代からアイルランドの美術工芸品に使われてきた古代ケルトのモチーフ、トリスケルをモチーフにしたパビリオンのデザインにも表れている。交差する3つの空間は、トリスケルの3つの螺旋のつながりを象徴しており、アイルランド、アイルランドと日本の特別な関係、そしてクリエイティブ・コラボレーションの精神を表している。パビリオンはアイルランド産の木材で覆われ、アイルランドと日本が共有する豊かな伝統工芸を反映しています。
パビリオン内では、「クリエイティビティが人と人をつなぐ」というテーマを探求する没入型の体験ができます。この旅は、息を呑むようなアイルランドの風景、豊かな文化遺産、そして音楽、アート、そして自然界との深いつながりを通して、アイルランドの革新の精神を発見する旅へと誘います。
マテリアル
自国産のダグラスファー(米松)で覆われたファサード
設計
アイルランド政府「公共事業局(Office of Public Works)」
基本情報
場所

人口: 520万人 (2023年、世界銀行推計値)
民族: アイルランド系ケルト人 (約87%)、その他 (イギリス系、東欧系、アフリカ系、アジア系など)
宗教: カトリック (約78%)、プロテスタント (約4%)、その他 (イスラム教、正教会、無宗教など)
面積: 7万273平方キロメートル(日本の約5分の1)
GDP(名目): 5,618億ドル (2023年、世界銀行推計値)
一人当たりGDP: 107,318ドル (2023年、世界銀行推計値)
識字率: 99% (概算、UNESCOデータは利用可能ではないが、OECD諸国と同水準)
マレーシアパビリオン
外観


⺠族や宗教、⽂化の多様性が交差するマレーシアという国の⾵景を、マレーシアと⽇本の⽂化に深く根差した⾃然素材の⽵を⽤いて表現
コンセプト等概要
テーマ:調和の未来を紡ぐ
織りなされたもの:マレーシアの調和の物語
テーマ「Weaving a Future in Harmony」を体現するパビリオンの印象的な竹のファサードは、マレーシアの象徴的な織物である「ソンケット」の流れるようなエレガンスを連想させる「リボン」が織り込まれた魅惑的なパターンが特徴です。それぞれのリボンは、空に向かって垂直に並ぶ竹竿で構成され、すべての人が共有する1つの空に向かって成長することを象徴しています。6本のリボンは互いに「交差」し、「ソンケット」のように流れ、「織り成す」ように見えるファサードを形成し、竹林の雲のようなイリュージョンを創り出し、マレーシア特有の温かく心地よいトロピカルな雰囲気を体験できるよう訪問者を誘います。
夜になると、パビリオンは金糸と銀糸のきらめく豪華さを映し出す幽玄な輝きを放つ姿へと変化します。このデザインは、マレーシアの多様な文化遺産を際立たせ、多様性がいかに革新的で包括的かつ持続可能な未来を創造するかを示しています。
マテリアル
マレーシアの伝統織物「ソンケット」をモチーフに、5,000本近くの⽵を⽴体的に編み込んだ。⽵でできたソンケットのファサード
設計
隈研吾建築都市設計事務所
基本情報
場所

人口: 3,360万人 (2023年、世界銀行推計値)
民族: マレー系 (約69.8%)、中華系 (約22.4%)、インド系 (約6.8%)、その他
宗教: イスラム教 (連邦の宗教、約63.5%)、仏教 (約18.7%)、キリスト教 (約9.1%)、ヒンドゥー教 (約6.1%)、その他
面積: 33万33平方キロメートル(日本の約0.9倍)
GDP(名目): 4,394億ドル (2023年、世界銀行推計値)
一人当たりGDP: 13,074ドル (2023年、世界銀行推計値)
識字率: 95.0% (2022年、UNESCO統計)
コモンズーA
パビリオンイエメン、ウガンダ、エスワティニ、ガーナ、北マケドニア、ギニアビサウ、キルギス、グレナダ、ケニア、コソボ、コモロ、サモア、スリナム、スリランカ、セーシェル、セントクリストファー・ネービス、セントルシア、ソロモン、トリニダード・トバゴ、トンガ、バヌアツ、パプアニューギニア、パラオ、バルバドス、ブルンジ、ボリビア、マラウイ、モーリシャス、ルワンダ
コメント